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白蟻防除

白蟻(しろあり)は光や外気への接触を嫌うため、人の目が届かない床下や壁の中を移動しながら、建物を侵食していきます。
そのため、建物内での繁殖を許してしまうと、大きな被害になるまでなかなか気付くことができません。

日本に生息する白蟻の中で、圧倒的に被害が多く確認されている白蟻は2種類おり、どちらも地下シロアリと呼ばれています。

建物を侵食する白蟻は、種類や巣の大きさによっても異なりますが、その数はおおよそ1,000匹~100万匹にも上るため、被害に気が付いた時には、建物の骨組みがボロボロになっていたということもあります。

【白蟻防除】とは、住宅で発生したシロアリの駆除工事や、白蟻被害を未然に防ぐための予防を行うことをいいます。
白蟻防除には、「駆除」と「予防」2つの工事があります。
駆除は、白蟻が住みつき、被害が現在進行形で進んでいる住宅に対して行います。
予防は、白蟻がいない状態の住宅に対して、今後も白蟻が住みつかないよう、お住まいを守るために行います。

白蟻防除工事について

白蟻予防工事

白蟻被害を未然に防ぎます。
建物の床下・玄関などの土間周り・建物外周の木部など、白蟻が建物内を侵食することが出来ないように、薬剤処理を行います。
基本的には事前に床下内を確認させていただき、施工内容をご説明いたします。
詳しくは、メニューより【施工の流れ(シロアリ防除)】をご覧ください。

白蟻駆除工事

建物に住み付いている白蟻を駆除します。
白蟻被害の大きさや場所によって被害周辺箇所に穴を空けるなど、施工内容が変わることがあります。
また、白蟻駆除の工事は【白蟻予防】の工事も兼ねますので、別途で予防工事を行う必要はありません。

基本的には事前に床下内を確認させていただき、施工内容をご説明いたします。
詳しくは、メニューより【施工の流れ(シロアリ防除)】をご覧ください。

白蟻について

【ヤマトシロアリ】
北海道北部を除いて、日本全土に生息している白蟻です。
イエシロアリよりもひと回り小さく、地中(土中)や枯木に巣があり、蟻道(ぎどう)といわれる蟻の道を通って、建物内に侵入します。

乾燥に弱く、水場が近く湿った場所で生息しているため、建物環境に湿度の高い場所や、常に水滴や水たまりができるような場所がある場合は、注意が必要です。
巣から餌を取りに行く範囲は直線距離で約10メートルと、比較的狭い行動範囲のため、イエシロアリに比べると被害が広範囲に及ぶ可能性が低い白蟻です。

注意※状況や環境によっては、ヤマトシロアリの被害でも広範囲に及ぶことはあります。

【イエシロアリ】
千葉県以西の海岸線に沿った比較的温暖な地域に生息している白蟻です。
ヤマトシロアリよりもひと回り大さく、地中(土中)や枯木に巣があり、蟻道(ぎどう)といわれる蟻の道を通って、建物内に侵入します。

乾燥に強く、水場が近距離にない場合でも生息が可能な白蟻です。巣に生息する個体数も多く、巣から餌を取りに行く範囲も半径約100メートルと行動範囲が広いため、ヤマトシロアリに比べると被害が広範囲に及ぶ恐れがある白蟻です。

また、分巣(本体の巣とは別の巣)を建物内の壁内などにつくり、侵食範囲を広げていくのもイエシロアリの特徴です。